磨いた防御 世界へ導く
- 2025年6月21日
試合が終わると、何度も拳を握ってうなずいた。女子59㌔級の尾西が連覇を遂げ、初の世界選手権出場を決めた。昨年は東京大会まで五輪2連覇の金城梨紗子にプレーオフで惜敗して世界選手権出場権を逃しただけに、「悔しさを晴らせてうれしい」と実感を込めた。 決勝は足を動かしながら、守備で主導権を握った。無理
試合が終わると、何度も拳を握ってうなずいた。女子59㌔級の尾西が連覇を遂げ、初の世界選手権出場を決めた。昨年は東京大会まで五輪2連覇の金城梨紗子にプレーオフで惜敗して世界選手権出場権を逃しただけに、「悔しさを晴らせてうれしい」と実感を込めた。 決勝は足を動かしながら、守備で主導権を握った。無理
【ブダペスト時事】柔道の世界選手権最終日は20日、ブダペストで混合団体が行われ、日本は銅メダルだった。準決勝で優勝したジョージアに2―4で敗れ、同種目が採用された2017年大会からの連覇が7で止まった。ブラジルとの3位決定戦には4―0で勝った。準決勝では、今大会で男子90㌔級を制した村尾三四郎(J
国士舘大は20日、男子柔道部の複数の部員が大麻使用を認めた問題を受け、今月下旬の全日本学生優勝大会の出場を辞退すると発表した。男子柔道部は14日付で無期限活動停止となっている。 東京都世田谷区のキャンパスで記者会見した田原淳子学長は、「教育機関として深く反省している」と謝罪し、「原因を究明し、
レスリングの明治杯全日本選抜選手権第2日は20日、世界選手権(9月、ザグレブ)の代表選考会を兼ねて東京体育館で行われ、女子59㌔級では昨年の全日本選手権を制した尾西桜(日体大)が連覇を果たし、代表に決まった。男子は、フリースタイル86㌔級でパリ五輪代表の石黒隼士(自衛隊)が代表に決定。同97㌔級の
日本陸連は20日、世界選手権東京大会(9月)の代表選考会を兼ねる日本選手権(7月4~6日、東京・国立競技場)のエントリー選手を発表し、男子100㍍は世界選手権2大会連続入賞のサニブラウン・ハキーム(東レ)、柳田大輝(東洋大)らが名を連ねた。9秒95の日本記録を持つ山縣亮太(セイコー)は4年ぶりの出
【ブダペスト時事】柔道の世界選手権個人戦は19日にブダペストで全日程を終えた。日本は男女各7階級で金6個を含むメダル14個。3年後のロサンゼルス五輪へ強化の方向性が明確になった。男子はパリ五輪の雪辱を期した60㌔級の永山竜樹(パーク24)、90㌔級の村尾三四郎(JESエレベーター)が初優勝。66
フェンシングのアジア選手権は20日、インドネシアのバリ島で団体戦が行われ、女子フルーレはパリ五輪銅メダルの日本(上野、辻、菊池、東)が決勝で中国を36―24で下して優勝した。男子サーブルの日本(小久保、ストリーツ、津森、吉田)も韓国との決勝を45―41で制した。
【ニューヨーク時事】米プロバスケットボール協会(NBA)の王者を決めるファイナル(7回戦制)は19日、インディアナ州インディアナポリスで第6戦が行われ、東カンファレンスを制した地元のペーサーズが、西の覇者サンダーに108―91で快勝し、3勝3敗とした。20得点のトッピンを含む6人が2桁得点をマーク
米男子ゴルフ松山、池に入れて失速▽…松山は13番(パー5)で2度、池に入れて失速。通算4アンダーまで伸ばしていただけに痛いダブルボギーとなった。それでも、2、3番で3・5㍍前後を沈めて連続バーディーを奪うなど粘り強くアンダーパーで回り、上位を狙える位置に踏みとどまった。「(パットは)良かった。風
ノルディックスキー・ジャンプ女子の日本チームのヘッドコーチ(HC)として、横川朝治氏に代わって昨季まで男子コーチの金城芳樹氏が就任することが20日、分かった。2022年北京五輪のシーズンまで男子HCを務めた宮平秀治氏が女子コーチとなる。
バレーボールのネーションズリーグは20日、香港などで女子1次リーグが行われ、日本はパリ五輪金メダルのイタリアに2―3で敗れ、初黒星で開幕6連勝を逃した。
ゴルフの日本女子アマチュア選手権は20日、滋賀・名神八日市CC(パー72)で最終ラウンドが行われ、首位タイで出た22歳の中沢瑠来(那須小川GC)が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算8アンダーに伸ばして初優勝した。1打差の2位は岩永杏奈(大阪桐蔭高)。さらに2打差の3位に桜井梨央(松島チサン
坂本花織 フィギュアスケート女子で、2022年北京五輪銅メダルの坂本花織(25)=シスメックス=が20日、26年ミラノ・コルティナ五輪のある来シーズンを最後に、現役を引退する意向を明らかにした。 同日、神戸市内に新設された拠点となるアイスリンクの完成セレモニーに出席した際に、取材に応じた。 坂本
プロ選手が目まぐるしい攻防を見せ、目にも止まらぬスピードでパックがゴールへ。アイスホッケーの「3オン3」形式の大会「氷刃(ひょうじん)の乱」が7、8の両日に福岡市内で行われた。主催したのはドイツでプレーする日本代表FW平野裕志朗。日本初の大会を仕掛け、「見ている人が目を離せないようなスタイルをつく
【ブダペスト時事】柔道の世界選手権は19日、ブダペストで男女各1階級が行われ、女子78㌔超級の新井万央(日体大)は準優勝だった。1回戦から順調に勝ちを重ねたが、決勝でパリ五輪銅メダルの金荷倫(韓国)に指導三つによる反則負けを喫した。高橋瑠璃(SBC湘南美容クリニック)は2回戦で金荷倫に屈して敗退。
「日本ボクシング界の歴史を変える」と意気込んで臨んだ一戦。佐々木は10カウントの途中で陣営が棄権を申し出る形で敗れた。3度のダウンを奪われる完敗だった。 世界的に選手層が厚く、これまで日本選手の手の届かなかったウエルター級世界王座。試合前、「不安、怖さもなく、楽しみしかない。負けるはずがない」
日本馬術連盟は19日、東京都内で総会と理事会を開き、茶道裏千家の先代家元で102歳の千玄室会長の再任を決めた。任期は2年で12期目。 同連盟は千会長再任の理由を、「健康状態も良好で、国際交流や馬術界発展への貢献は多大であり、余人をもって代えがたい」と説明した。
世界ボクシング機構(WBO)ウエルター級タイトルマッチは19日、東京・大田区総合体育館で行われ、同級2位の佐々木尽(八王子中屋)は王者のブライアン・ノーマン(米国)に5回46秒KOで敗れ、日本選手初のウエルター級王座奪取はならなかった。佐々木は1回に2度のダウンを喫して劣勢に。5回にノーマンの左フ
【ブダペスト時事】柔道の世界選手権で18日、女子78㌔級の池田紅(コマツ)が初出場で銅メダルを獲得した。海外勢の層が厚い階級。前評判は決して高くない中、日本勢として4大会ぶりに表彰台に立った。「下がらず前に出る柔道ができた。実力がついてきている」とうなずいた。昨年のグランドスラム東京でシニアの国際
欲しかった結果にはあと一歩届かなかった。女子78㌔超級の新井は延長の末、指導三つの反則負けに終わった決勝を振り返り、「相手の策略にばっちりとはまってしまった」と静かに語った。 昨年2度対戦し、いずれも勝利していた金荷倫との一戦。相手に圧力をかけられ後手に回ると、2分すぎに二つ目の指導を受けて劣
男子テニスで元世界ランキング4位の錦織圭(ユニクロ)が19日、一部週刊誌の不倫報道を受け、マネジメント会社を通じて謝罪文を出した。「妻や子供、それぞれの両親にも悲しい思いをさせ、傷つけたことについて深く反省している」と記した。 錦織は2020年に結婚。「テニスに集中し、結果を出すことによって皆
【クロムウェル(米コネティカット州)時事】米男子ゴルフのトラベラーズ選手権は19日、コネティカット州クロムウェルのTPCリバーハイランズ(パー70)で第1ラウンドが行われ、松山英樹は3バーディー、2ボギーの69で回り、36位で発進した。 スコッティー・シェフラーとオースティン・エックロート(とも
カーリング女子で2026年ミラノ・コルティナ五輪最終予選(12月、カナダ)の日本代表決定戦(9月、稚内市)に出場するフォルティウスがこのほど、時事通信のインタビューに応じた。スキップの吉村紗也香は「五輪を目指してきたからには、たどり着きたい。その舞台で戦いたい」と自身初の五輪出場へ決意を示した。昨
▽…池田が銅メダルを手にした。初出場とは思えない落ち着いた試合運びで1回戦から勝利を重ねた。敗れた準々決勝で、抑え込みに入りながら逃げられた点は悔やまれたが、堂々の戦いぶり。「着実に力がついてきたと思う。自信になった」と手応えを口にした。 女子78㌔級で日本勢は4大会ぶりのメダル獲得。近年、苦
バドミントンで2008年北京、12年ロンドン両五輪に出場した潮田玲子さん(41)が、日本バドミントン協会の理事に就くことが18日、関係者の話で分かった。22日の評議員会で正式決定する。 現役時代に女子ダブルスで小椋久美子さん(41)とペアを組み、「オグシオ」の愛称で人気を博した。12年に現役引
【ブダペスト時事】柔道の世界選手権は18日、ブダペストで男女各1階級が行われ、男子100㌔級で20歳の新井道大(東海大)は準優勝だった。2回戦から登場して順調に勝ち進んだが、決勝ではロシア出身のマトベイ・カニコフスキに一本負けした。 女子78㌔級で初出場の池田紅(コマツ)は銅メダル。準々決勝で
バレーボールのネーションズリーグは18日、香港などで女子の1次リーグが行われ、日本はタイに3―2で逆転勝ちし、開幕5連勝とした。
フェンシングのアジア選手権は18日、インドネシアのバリ島で個人戦が行われ、女子サーブルでパリ五輪団体銅メダルの江村美咲(立飛ホールディングス)が決勝でシンガポール選手を15―7で下し、2連覇した。 男子エペは山田優(Team SAGA SPORT PYRAMID)が決勝で中国選手に13―15で
パリ五輪から続投し、2028年ロサンゼルス五輪を目指すサッカー男子の年代別日本代表を率いる大岩剛監督が18日、千葉市内で報道陣の取材に応じた。ロス五輪の出場枠が前回までの16から12に減ることについて、「前回3・5だった(アジアの)出場枠が3になるか、2になるか、1になるか。それに対して、スタッフ
国際アイスホッケー連盟は17日、来年2月のミラノ・コルティナ五輪の日程を発表し、女子の世界ランキング8位で1次リーグB組の日本は、6日の初戦で15位のフランスと対戦することになった。7日に9位のドイツ、9日に18位のイタリア、10日に7位のスウェーデンと当たる。 10チームが出場する女子は世界